【STORY】
マンションモデルルーム1室のリフォーム&インテリアコーディネートです。
今回は「京都らしさ」をコンセプトにしたインテリアデザインをご希望されていたため、京都を代表する建築家の坂田基禎先生に設計をご協力いただきました。
リビングから寝室まで一体となったデザイン壁は糺の杜を流れる瀬見の小川をイメージした左官仕上であり、左官の複雑な凹凸が光の色や方向によって朝・昼・夜で異なる表情を生み出します。
糺の杜を歌った4首の和歌も大変趣深く、”ここにしかない”心地良い空間が誕生しました。
〈エントランス〉
エントランスに入ると、京手ぬぐいの額装がお出迎え。
大胆な色彩コーディネートで、京都らしさに加えてモダンな雰囲気も感じられる空間に仕上げました。
調度品/アート 永楽屋 てぬぐい額装
〈ダイニング〉
枠の曲線が空間を演出するニッチに、金もみ紙を全面的に貼ることで豪華な印象を与え、飾る物の魅力を最大限に引き立てます。
テーブルコーディネートは和の空間に調和するよう、金の細かな模様が表情豊かに施された⾷器をセレクトしました。
コーディネート品/ランナー 龍村美術織物 ランナー葡萄唐草(白小金)
調度品/プレート 大倉陶園 ロイヤルブルークラウン/碗皿 大倉陶園 瑠璃金蝕ぶどう/ティーポット 大倉陶園 ロイヤルブルークラウン/シュガーポット 大倉陶園 ロイヤルブルークラウン/クリーマー 大倉陶園 ロイヤルブルークラウン/コーヒースプーン 大倉陶園 /デザートフォーク 大倉陶園 /花生け 大倉陶園 瑠璃金蝕ぶどう
〈リビング〉
南面に大きな掃き出し窓を設けることで、外の景色が大きな絵画のようにご覧いただけます。
特注のソファーに座り、心地良い光が入る快適な空間で景色やデザイン壁をゆったりと楽しむことができます。LD及び寝室の仕上は、壁面:左官珪藻土塗、天井:天然木突板張を採用しました。
調度品/造花 エミリオロバ
〈キッチン〉
リビング・ダイニングが見渡せるアイランドキッチン。
京都らしさを忘れさせない格子をデザインに取り入れ、木のぬくもりが感じられる空間に仕上げました。
調度品/茶器 マイセン
〈ワークスペース〉
開放的なリビングとは対照的に、集中して作業できるよう前面に壁を設けて閉鎖的な空間に。
デスクの天板には上質な天然素材であるリノリウムを使用しているため、長く大切にお使いいただけます。
調度品/オブジェ バカラ 干支ドラゴン
〈マスターベッドルーム〉
リビングとの境界をガラス扉にすることで、空間が途切れることなく繋がりが感じられます。
間接照明が優しく寝室を照らし、落ち着いた雰囲気を演出します。
〈バルコニー〉
世界文化遺産である糺の森の魅力を存分に味わうことができるバルコニー。
トクサはフェイクのため、どの季節でも変わらず楽しむことができます。
竣工 | 2024年9月 |
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所在地 | 京都府 |
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